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このページのニュースは、海外協会の会員向け会報に掲載されたものから一部を抜粋して掲載しています。
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2009年8月1日発行 海外報 第255号から |
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■ 新会長に井上氏 県海外協会 平成21年度定期総会開く |
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前進を誓った定期総会 |
愛媛県海外協会の平成21年度総会が5月27日、松山市のいよてつ会館で開かれ、新年度の事業方針などを決めた。また、一部の任期満了にともなう役員交代もあり、一色哲昭氏(愛媛銀行会長)に代わる新会長に井上善一氏(元瀬戸町長)を選任した。総会後は、愛媛新聞相談役、今井琉璃男氏が「このごろ考えること」と題して記念講演。「日本にはよき伝統と先哲の素晴らしい教えがある」と語りかけた。
総会には80人が出席。冒頭、一色会長が「昨年はブラジル移民100周年の節目となり、官民挙げた慶祝訪問団を派遣し、すばらしい交流の輪を繰り広げた。社会事業の分野における民間団体の役割はますます高まっている」とあいさつ。山内克彦・県観光国際局長(知事代理)による来賓祝辞と、在伯、南加の両県人会などの祝電が披露され議事に入った。
新年度事業では(1)在伯県人会との継続事業である研修生のブラジル派遣(9月)、(2)来年の南加県人会創立100周年に向け訪問団派遣の準備を開始(12月)、(3)八幡浜で「北針シンポジウム」を開催(1月)―などを決めた。
また、法人会員(年会費1口3万円)とは別に個人会員制度(1口1万円)を新設。広く会員を募り組織活性化を目指すことになった。
井上新会長は就任のあいさつで「思いもかけず大役を引き受けることになった。昨年ブラジルに赴いて海外県人との交流の大切さを実感した。皆さんのお力添えでがんばりたい」と決意を語った。このほか、新理事に二宮英規氏(愛媛銀行公務部長)、新監事に仙波政雄氏(自営業)をそれぞれ選任した。 |
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■ 愛媛県技術研修員が知事訪問 |
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知事を囲む生田さん(右)平さん(左) |
今年度の海外技術研修員として来県した生田サブリーナ直美さん(23)=ブラジル=と、平グラシエラさん(22)=アルゼンチン=がこのほど愛媛県庁を訪れ加戸守行知事と懇談した。
2人は6月下旬に来県し、来年3月まで愛媛に滞在。生田さんは松山赤十字病院で歯科技術を研修し、平さんは松山の有家菓舗で和菓子(特に生菓子)作りを研修する。
加戸知事から「技術をたくさん身に付け、愛媛とそれぞれの国を結ぶ懸け橋になってほしい」と激励された2人は「がんばります」と研鑽を誓っていた。
生田さんは祖父が新居浜市出身。平さんは祖父母が鬼北町(旧広見町)出身。
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■ 南加愛媛県人会ふるさとツアー
知事訪問や歓迎会 17人さわやか交流 |
▼「来年はロスで会いましょう」
南加(南カリフォルニア)県人会(松岡八十次会長)の会員らが伊予路をめぐる「ふるさとツアー」が7月1日から6日にかけて実施され、海を越えやってきた17人が行く先々で歓迎を受け交流を深めた。
来夏に予定されている県人会創立100周年のプレ行事。慶祝気運を盛り上げ、広く県民にもアピールしようと企画された。4月の四国八十八カ所ツアーに次ぐプレイベント。
松山空港に降り立った一行は、全員が軽やかないでたち。一息いれてバスで市内観光に繰り出した。この日は、愛媛大学や、県庁を訪問したほか、夕方からは海外協会主催による歓迎会に臨んだ。
愛媛大学では、大学の戦後復興の際、県人会が寄せた多額の寄付をもとに講堂が建設された、として感謝状が贈られた。また、県庁では加戸知事、帽子県会議長を表敬訪問。団長のナンシー・菊池さんが、知事らのロス来訪を促す松岡会長のメッセージを手渡した。
歓迎会には、県や愛媛大学、八幡浜「北針」の会、親戚関係者ら60人が出席。井上海外協会長のあいさつで幕開けし、和やかに交流した。家族4人でツアーに参加した弁護士松本茂さんは「移住した日本人はみな頑張ってきた。私自身、大和魂とはどんな状況でもベストを尽くすことだと思うようになった」とスピーチの中で語り、会場の共感を誘った。
一行は滞在期間中、しまなみ海道や内子の町並みなどを見学。「来年はロスで会いましょう」の言葉とともに、ふるさとツアーを締めくくった。
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さあ着いた。松山空港だ |
歓迎会で大和魂を語る松本さん |
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加戸知事を訪問、なごやか懇談 |
柳沢愛大学長から感謝状 |
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内子の町並みにふるさと満喫 |
大街道の土曜夜市で縁日の気分 |
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■ 訪伯研修生4人決まる |
平成9年度から在伯愛媛県人会と実施している交換研修生事業の21年度派遣生4人が決定。派遣生らは9月10日から30日にかけてサンパウロ市などで活動し交流を深める。9月2日にはOBら交えた壮行会を計画している。
鈴木由美さん(35)内子町 主婦、寺尾進太郎さん(23)四国中央市 農業、藤田香織さん(31)松山市 会社員、森田紘人さん(21)松山市 愛大学生の4人。 |
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■ パラグアイ県人会が移住50周年の記念祭 |
パラグアイ愛媛県人会(窪前勇会長=西予市野村町出身=、80戸・300人)は8月23日、ラパス市富士地区で「集団移住50周年」の記念祭を開催する。
この記念祭に寄せて、県は加戸守行知事名で功労者表彰や高齢者表彰を行う。海外協会も祝賀メッセージを送ることにしている。
県の功労者表彰の被受賞者は、元県人会長の故池添勝好氏=旧宇和島市出身、2009年死去=と、前県人会長の故石田完氏=旧久万町出身、2008年死去=。 |
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