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このページのニュースは、海外協会の会員向け会報に掲載されたものから一部を抜粋して掲載しています。
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2010年2月1日発行 海外報 第258号から |
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■ 新理事に中山氏 愛媛銀行頭取 |
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中山 紘治郎氏 |
海外協会の平成21年度第1回理事会が1月22日、松山市の伊予鉄会館で開かれた。南カリフォルニア県人会の創立100周年にちなむ二大事業(5月の八幡浜シンポジウム、8月の慶祝訪問団ロス派遣)を確認したほか、理事メンバーの交代もあり愛媛銀行頭取、中山紘治郎氏の就任が承認された。
中山氏の就任は、前任の愛媛銀行公務部長・二宮英規氏の社外異動にともなうもので、22年度からは副会長理事に推挙することも申し合わせた。
懸案となっていた事務所の移転については、県の計らいで松山市道後一万の県国際交流センターの1階に引っ越しすることが事務局から報告され承認された(会報の折り込みチラシ参照)。また、組織の最近動向についても事務局の説明があり、今年度新たに個人会員制度が導入されたことにより会員数が増加傾向に転じたことや、会費収入も当初予算をクリアできたことなどが報告された。
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中山 紘治郎氏略歴 宇和島市出身。昭和40年松山大学商学部卒業。同年愛媛相互銀行入行。取締役東京支店長、常務取締役、専務取締役などを経て平成16年4月から頭取。愛媛経済同友会代表幹事などを歴任。趣味ゴルフ。 |
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■ メディア新時代へ 中国の学院と連携 愛媛学園 |
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連携へ向け電影学院代表
と握手する渡辺雅子校長 |
愛媛コミュニケーションビジネス専門学校を運営する学校法人愛媛学園(渡辺笙子理事長)は、映画制作を分野とする中国の高等教育機関「北京電影学院」と昨年暮れ、連携協定を結んだ。学生や教員の相互派遣等を行い、将来は共同の映画制作なども視野に幅広い連携を目指す。
手始めとして10年度は愛媛の写真集を日中で共同制作する。北京電影学院側は特に「お四国さん」の歴史・文化に深い興味を示していて、写真集の制作のため10人を超す学生や教授陣がやってくる。完成した写真集は中国の全大学に配布されるため、観光客の誘致面でも期待される。
北京電影学院は、映画「活きる」などを手がけたチャン・イーモウ監督を輩出した名門。日本からの留学生20人を含め2千人が学んでいる。日本との連携協定は早稲田大学などが結んでいるが、専門学校としては初めて。
愛媛学園では、今回の国際連携を踏まえ10年度からは「映像情報士養成講座」を開設。北京電影学院の教授陣も教壇に迎え、インターネット時代にふさわしい映像の送り手を養成することにしている。同講座は学生向けと一般向けの2コースを設ける。 |
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■ 愛媛の写真パネル 在外県人会へ発送 |
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県が製作した写真パネル |
はるか海を隔てて暮らす県人に「ふるさとの原風景」を思い起こしてもらおうと、県国際交流課はこのほど、在外県人会5団体に愛媛を代表するスポットを活写した写真パネルを送付した。
パネルは縦73センチ、横103センチ。4枚の組写真で、▽リアス式海岸を見下ろす南予のみかん畑▽桜花爛漫の松山城▽静かにたたずむ内子の町並み▽島々を結んで一直線に伸びるしまなみ海道―の各風景が鮮やかにとらえられている。
製作のきっかけは、一昨年のブラジル移民100周年の慶祝訪問。高浜壮一郎団長(副知事)らが県人会交流センターで懇談した際、壁に掛かっているパネルが古いのものだと気づき、同課がリニューアル版を製作した。
送付先は、南米はブラジルのほか、ペルー、アルゼンチン、パラグアイの各県人会。北米は南カリフォルニア県人会。
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■ 聖市で百周年の種子結実 |
百周年で播かれた種が2年遅れで結実する。大変な盛り上がりをみせた08年の日本移民百周年、サンパウロ市が百周年事業として複合施設「日伯スポーツ文化センター」を建設する構想を発表し、日系スポーツ界から歓迎された。この工事は順調に進み、いよいよ最終段階に近づいている。
この構想は、ボン・レチーロ地区のミエ・ニシ野球場の改装・増築を中心に、複合日系スポーツセンターにするもので、隣接するソフトボール場も改装され、土俵も相撲センター(仮称)となって新たに生まれ変わる。敷地内にはゲートボール場やアスレチックなども新たに造られ、完成も間近となってきた。
市財政が大変な折にもかかわらず、日系社会への大きなプレゼントとなった。
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